■ 全自動リバースエンジニアリング機能(ReverseZ機能)
あらゆる分野の測定データに適応可能な、全自動リバースエンジニアリング

ReverseZ機能は、計測データをCADデータに変換する、全自動リバースエンジニアリング機能です。産業用X線CT装置や、CCDカメラなどの測定機器により得られたメッシュデータ(STL形式)※1から、Nurbs曲面を作成して、CADデータ(IGES形式)を出力します。

※1 測定機器にかかわらず、全ての3Dスキャンデータに対応します。

ReverseZは世界に先駆けて開発した、トリム曲面※2を用いた完全自動システムです。トリム曲面を用いることで、どのような複雑な形状についても、適正な領域分けが出来るため、精度よくCAD化できます。また、対話作業がないので、作業時間のほとんどが計算時間だけとなり、大幅な効率化が期待できます。

※2 これまでリバースエンジニアリングのソフトウェアは数多く存在していましたが、従来の自動システムは非トリム曲面のみで対応するため、複雑な形状については正確な復元が困難でした。

 

簡単な操作

最初に、いくつかのパラメータ設定を行います。その後、ワンプッシュでCADデータを作成します。

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点線の処理は、ReverseZが全自動計算します。つまり、ワンプッシュでトリム曲面作成までの処理が実行されます。
バッチ機能により、複数パラメータや複数モデルのリバースエンジニアリングが可能です。

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退社前に計算を始めると、翌朝には複数の結果を確認できます。
ReverseZはより多くの分野での適用を可能にするため、測定対象を「機械部品」「意匠部品」「生体モデル系」「解析モデル系」の4つに分類しています。
例えば、「機械部品」の場合は「プリミティブ抽出・フィレット抽出」が必要になります。また、目的によりモデルの単純化を望むことがあります。一方、「意匠系」では高品質曲面(曲率変化単調)である必要がありますし、「生体モデル」では形状の凹凸をうまくカバーするような曲面でも構わないことがあります。

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適用事例1:機械部品類モデル

曲率分布から同一領域を抽出する方法により、機械部品類のプリミティブ領域・フィレット領域を全自動抽出します。

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自動的にプリミティブ・フィレット抽出をした後で、各グループに適した動作を実施します。

■ 単純化

メッシュデータから形状を構成する主要な部分だけを抽出して形状を再構成することにより、単純化をすることができます。測定ノイズの大きさに応じて単純化許容値を変えてゆくことで、適正な結果が得られます。

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単純化許容値ごとのリバースエンジニアリング結果です。単純化許容値が大きくなるに連れ、微正面や微小フィレットが取り除かれています。

 

適用事例2:生体モデル

生体モデルのように測定ノイズが多く含まれるメッシュデータについては、セグメンテーションが適正に行えない場合があります。これについては、「メッシュの最適化」を行うことで適正な結果が得られます。

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メッシュの最適化を行うことでノイズが取り除かれ、誤差の少ない曲面を生成します。

 

解析事例1

CADとSTLが両方とも存在するモデルを用いて、ReverseZ機能によるリバースエンジニアリングモデル(ReverseZモデル)の解析精度検証を行いました。ReverseZ機能によりSTLモデルからReverseZモデルを作成した後、TSV-Preのメッシング機能によりFEMモデルを作成しました。その後、それぞれのFEMモデルの振動解析結果を求め、CADとReverseZの比較をしました。STLの測定技術の影響も存在しますが、結果は概ね良好といえます。

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固有振動数(Hz) CAD ReverseZ CAD / ReverseZ
Mode7 1,480 1,490 99.33%
Mode10 2,390 2,380 100.42%

自由振動のMode7とMode10の図と、精度の比較表です。

 

解析事例2

単純化モデリングの検証を行いました。単純化前と単純化後のミッションケースカバーの比較結果です。

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東京大学・先端科学研究センター(鈴木研究室)発表資料より

 

適用事例一覧

下記に、現在までの適用事例の一部をご紹介します。

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テクノスターのReverseZ機能を用いて、従来よりも大幅に短縮したプロセスによる高精度リバースエンジニアリングをお試し下さい。

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