TSVユーザー会2010 レポート

2010.9.22(水)
ホテル ルポール麹町

『TSVユーザー会2010』にてご講演頂きました、一部会社様の配布資料をダウンロードすることができます。ご希望の方は下記フォームよりお申し込みください。

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 先日はご多用の折 『TSVユーザー会2010』にご来場頂きまして、誠に有り難うございました。

 お陰様で、弊社ユーザー会を成功裏に終了することができました。これもひとえに皆様のご支援の賜物と厚く御礼申し上げます。
 初の分科会形式での開催で行き届かない点が多々あったかとは存じますが、少しでも皆様のお役に立てる事がございましたら幸いです。
 これを機会に更に研鑽に努めて参ります。

 皆様のご意見を賜り、更に技術の向上に努めて参りますので、引き続きご指導・ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。
 簡単ではございますが、まずはお礼の挨拶とさせて頂きます。

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2010年10月吉日
株式会社テクノスター
代表取締役 立石 勝

分科会講演[自動車分科会]

『FEMモデル作成自動化への取り組み』(ボルト締結、及び溶接部のモデル化)

スズキ株式会社 様
デジタル技術部
畑 大輔 様

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 解析工数の削減および解析モデルの標準化を目的とし、解析モデル自動作成システムの開発を進めている。その一環として、TSVによる構造解析用ボルト締結モデルとアーク溶接モデルの自動作成機能を開発した。自動化の概要および効果について紹介する。

『旭テックにおける、TSV-Pre・Postの活用事例』

旭テック株式会社 様
軽合金事業本部 設計部 解析グループ
久保田 義史 様

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 弊社における、鋳物(主に乗用車用ホイール)の構造設計段階におけるCAEツールの活用事例を主に、実際の業務での「TSV—Pre・Post」の使用状況や導入の目的・現状について発表致します。

『超大規模非線形解析システムによるエンジン本体系の強度解析について』

マツダ株式会社 様
パワートレイン開発本部
主査 原田 靖裕 様

 エンジン本体系の強度開発は、開発の短期化を実現する上での重要課題となっています。実用的期間内に高精度な非線形解析を実施すべく、TSVとADVENTUREClusterを組み合わせた、超大規模解析対応システムを構築しました。その活用事例についてご紹介いたします。

『二輪車のクランクケース強度評価におけるTSVの適用』

株式会社本田技術研究所 様
二輪R&Dセンター管理室 開発支援ブロック
研究員 齋藤 淳也 様

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 軽量・高出力化された二輪車用エンジンは、試作段階で破損が発生することがあり、線形解析では評価出来ない事象は実機での耐久試験評価が一般的であった。TSVを用いた大規模非線形解析技術を構築したことにより、エンジン全体の強度が机上評価可能となった。

分科会講演[一般製造業分科会]

『MSCでの大規模並列解析への取り組み及びTSVを用いた大規模並列解析事例のご紹介』

エムエスシーソフトウェア株式会社 様
ビジネスデベロップメント部
部長 立石 源治 様

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 MSCではHPCを戦略的開発項目の一つに位置付けております。そこで今回の講演ではMSCの目指すHPCの概要、将来像などをご説明するとともに、すでに実装しているHPC機能の紹介を行います。また、この分野で多くのユーザーに支持されているTSVをプリポストとして活用した並列計算解析事例も合わせてご紹介します。

『プレス成形シミュレーション活用事例
対策結果の表現手法について』

菊池プレス工業株式会社 様
技術本部 開発部 開発ブロック
鈴木 宗 様

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 弊社では薄板鋼板のプレス成形シミュレーションで大きな課題となっていたスプリングバックの予測精度向上に取り組んできた。予測精度の高まりは事前検討の実用性を向上させその必要性を再認識させるに至った。対策の表現(モデリング)と確認作業の為、解析業務は増える一方である。表現手法であるCADモデリングにかかる工数は計算時間以上となることもあり、確認作業の一つであるシミュレーションの事前準備の手間と時間が問題となる。この問題を改善する方法についての検討事例をご紹介します。

『メッシュフリー・ガラーキン法によるフィラー充填ゴムとスチールコード補強ゴムの解析』

横浜ゴム株式会社 様
タイヤ研究開発部 CAE研究室
研究室長 工学博士 小石 正隆 様

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 弊社では、ナノスケールの特徴構造を有するゴム材料とタイヤとのマルチスケール・シミュレーションの研究開発と、その商品開発への適用を進めている。講演では、TSVで作成した不均質な材料モデルを用い、メッシュフリー・ガラーキン法で解析した事例を紹介する。

『TSVを利用した解析作業の効率化』

富士ゼロックス株式会社 様
商品開発本部 プロセスイノベーション部
高橋 英俊 様

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 弊社では、開発プロセス改革の一環として、複写機/プリンタのフレーム構造物の解析を設計の初期段階で実施している。従来はこの解析モデルの作成に数週間以上かかっていた。対策として、TSVとADVENTUREClusterを利用し、フレーム構造物の作成工数を大幅に削減するスキームを構築した。これらの取り組みについて報告する。

分科会講演[造船・Designer分科会]

『設計者によるCAE活用 ICAD/SX + TSV』

神鋼テクノ株式会社 様
総務室 技術企画グループ
CAD運用担当 大山 誉実 様

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 最近、3D-CADによる設計が脚光を浴びているが、当社ならびに神戸製鋼所機械事業部門においても例外ではなく、フル3D設計を目指し全社的な導入に向け、取組んでいる。3D-CAD設計のメリットとして、データを活用し設計品質の向上が図れる点が挙げられるが、そのひとつにCAEがある。設計者自ら3D設計を行い、設計初期段階でCAEを活用することでフロントローディングの実現を目指す。今回はCAD、CAEソフトの選定するまでの経緯、実務で取組んだCAE事例を紹介する。

『3D-CAD(AVEVA) + TSV を用いた船舶構造設計作業合理化』

株式会社川崎造船 様
技術本部 基本設計部 構造計画グループ
原 純哉 様

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 船体Hold部構造の基本設計において、3D-CAD(AVEVA)とTSVを用いて迅速なFEM計算を行うことで、従来よりも効率的に多数の構造検討を行うように出来るかの検討を行った。本ユーザー会ではその検証結果について紹介する。

『シェル—ソリッド混合解析を用いた船体構造の疲労強度解析および破壊力学解析』

国立大学法人 広島大学 様
大学院 工学研究科 社会環境システム専攻
助教 田中 智行 様

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 本講演では,TSV-Pre の半自動MPC機能を用いた簡単かつ高精度なシェル—ソリッド解析について示し,本機能を船体構造の疲労強度解析および破壊力学解析に適用した事例について報告する.

『TSVをベースとした揚重計画支援ソフトの開発〜造船3D-CAD 船殻データの有効活用 〜』

ユニバーサル造船株式会社 様
商船・海洋事業本部 基本設計部 構造設計室
総括スタッフ 三浦 康史 様

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 弊社において、造船3D-CAD船殻データの有効活用拡大の一環として、揚重計画支援システムの開発に取り組んだ。このシステムは、TSV-Preをプラットフォームとして、AVEVA Marine データを取り込み、配置計画から、姿勢・荷重解析までを行うものである。
 工場の揚重計画者のニーズを取り込み、揚重問題を、確実に、且つ、迅速に検討できるシミュレーションツールの完成を目指した。

分科会講演[中立面機能分科会]

『TSVによる中立面自動抽出の実現と工数削減結果』

株式会社デンソーアイテック 様
開発2部 副部長 (兼) 株式会社デンソー 技術管理部 理論解析室
谷本 功一 様

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 コンピュータ性能の向上により,大規模複雑構造物へのCAE活用ニーズが高まってきている.エアコンに代表される薄肉構造製品の振動解析にシェルモデルを適用する際,中間面作成に要する時間の削減が課題である.本日は,TSVを適用して中間面作成時間を削減した事例を御紹介する.

『ブラザー工業でのTSV中立面機能の効果と課題』

ブラザー工業株式会社 様
開発企画部 技術グループ
主任研究員 工学博士 岩田 尚之 様

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 ブラザー工業で開発設計しているプリンターは積極的な樹脂化が特徴となっている。筺体小型化を追求しているためシステムレベルでの解析検討が前提になってきている上に、樹脂部品は形状の複雑化が進んでいる。そのためCAEによる早期の品質確保をする上で解析業務の負荷軽減と解析精度維持は厳しい課題となっている。

『金型製作費用低減を狙った、流動解析実施率の向上』

株式会社小糸製作所 様
生産本部 生産技術開発部 成形・表面処理グループ
技師補 山本 彰則 様

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 成形不具合を事前予測する流動解析の実施率を向上させ、金型費を低減するという取り組みを行っている。実施率向上のため、工数的なネック工程である解析モデル作成を、自動中立面作成機能を活用することで工数低減した。

デモンストレーション

国産CAEソフトウエア TSV-Pre, Post, Designer
『最新開発機能デモントレーションと開発ロードマップの発表』

株式会社テクノスター
代表取締役 立石 勝

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  • TSV-Solutions 最新バージョンご紹介
  • 設計者向けCAE (Designer向けTSV)
  • Reverse Engineering (CCD, CT計測結果のNurbs化)
  • 新中立面抽出機能(樹脂流動解析、Crash, 強度、NVHなどへの適用)
  • 板金構造の効率的モデリング
  • 最適化プログラムとの連携(CAD⇒FEM(最適化)⇒CAD)
  • 非線形 周波数応答解析対応ソルバー
  • T-CAD(船体構造最適化システム)
  • き裂解析システム  など
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