大規模モデルへの対応

TSV-Postは、数百万節点規模のモデルでも、PC(Pentium4クラス)単体でユーザーにストレスを感じさせないパフォーマンスを実現しています。
TSV-Postの独自フォーマットであるvns形式に変換されたファイルは、1千万自由度クラスのモデルをわずか1~2秒で表示することができます。このような大型モデルでも、自由自在にスキャニングやデータの取り出し、ソーティング、グルーピング、加工等ができます。これは、テクノスターが独自に開発したデータストラクチャー “FROVI” (Fully Relational Object Visualization Integrator) によるものです。1 (2)

 

3Dマウス

テクノスターが独自に開発した3Dマウスで任意方向にスキャンし、全ての部位を自由自在に表示することができます。この機能により、従来は表示できなかった構造の内部形状、結果等の全ての情報を思うままに観察することができるようになりました。

 

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データの取り出し・加工

表示された全ての部位のデータは、各種ピッキング(節点、要素、任意点、範囲指定等)によって、即座に取出すことができます。X-Yプロット、エッジ分布表示などの各種グラフ表示が可能です。
各種ピッキングで取出したデータは、内蔵されたライブラリー関数、また新たに定義されるユーザー関数によって、設計者が必要とするデータに変換、加工することが容易にできます。

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過渡現象

過渡現象のモデル挙動を表示中に、リアルタイムで任意の点のデータを抽出し、X-Yプロットできます。

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任意のライン上のX-Yプロット

任意のライン上のX-Yプロット

超高速演算アルゴリズムにより、1千万自由度規模のモデルでも、瞬時にソーティング、グルーピングが可能です。指定されたID、要素タイプ、材料の種類、あるいはマルチカッティングでモデル及び結果をグループ分けすることが出来ます。もちろん、分けられたグループ毎にソーティングも可能です。

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MDI機能

MDI(Multiple Document Interface)機能は、複数のモデルもしくは単一の結果データの異なるモデルを一つの画面上に同時に表示することのできる便利な機能です。

 

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Macro機能

Macro機能では同じ画面上で2つ以上の結果形状の比較検討を行うことができます。
操作履歴を保存し、同じ動作を記憶することができますので、モデルの一部の形状が変更された2つ以上のモデルの比較や境界条件の異なる同形状の結果の比較を容易に行うことができます。

 

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周波数応答機能

TSV-Postには、周波数応答機能がサポートされています。この機能は、Nastran等で計算された実固有値解析結果から、入力周波数における応答を計算します。Nastranのモーダル周波数応答解析(SOL 111)に相当します。この機能により、一度関係する固有値データを保存しておけば、TSV-Post内でこれらを組み合わせて任意の周波数応答解析をすることが可能ですので、再びソルバーに戻る必要がありません。

この機能は、TSV-Postの超高速データベースを利用しますので、任意に選ばれた節点の変位、速度、加速度応答を、たとえ100万、200万節点という大規模モデルであっても、一瞬で計算することができます。入力節点、応答節点はGUIから任意に選択することができ、計算された結果を表示しながら選択することができますので、大変自由度が高く、また効率的です。計算結果は、その場でXYグラフで表示、比較することができます。またWindows環境ですので、クリップボードを利用してExcelやWordといったOfficeアプリケーションにデータを転送し、効率的に報告書作成をすることができます。

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流体-構造マッピング

TSV-Postの大きな特徴の一つに、画期的なデータストラクチャーによる高速パフォーマンスがあります。それを如実に示す機能として、流体-構造の連成機能があります。流体ソフトで熱伝達係数、流体圧力、温度分布等を計算し、これを構造解析のインプットデータとして用いる事は頻繁に行われます。 こういった場合、一般的には流体と構造のメッシュが異なります。流体の計算結果を構造のモデルに付加するためには、異なるメッシュ間のデータ変換が必要となります。これまでのソフトウェアでは、例えば流体と構造の境界面を探すために、膨大な計算時間がかかっていました。
TSV-Postでは、特殊なデータストラクチャーにより、通常のモデルサイズ(例えば500万流体解析メッシュから50万構造解析メッシュ)レベルのデータ変換を、1分に満たない時間で達成することができます。 これは、電磁場解析から構造解析へのマッピングの場合にも同様です。

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ひずみゲージ

製品の安全性、あるいは解析の精度確認等のために、ひずみゲージによる強度の確認は一般的に良く行われる手法です。
TSV-Postでは、異なるサイズのひずみゲージの平均値を自動的に計算表示する機能を有します。主応力(デフォルト)のみならず、与えられた任意の方向での平均値を求める事ができます。また、ひずみゲージ内の平均値だけでなく、ある点の与えられた方向での歪み応力を求める事も可能です。

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FFT機能(ボア変換量のフーリエ変換)

TSV-Postには、FFT(Fast Fourier Transform)機能がサポートされています。たとえばこの機能を用いて、エンジンのシリンダーブロックなどのボア変形量などを簡単にフーリエ級数展開し、各次数の変形量を計測することが可能です。
操作はGUI上で行うため非常に簡単で、自動補間機能があるため節点がなくても計測点として用いることができます。
結果は各次数とその合計から計算される真円度を以下のようなグラフで表示されます。真円度の合計を計算する際には、モード0やモード1のような単純膨張や単純移動を除いた実用的な真円度を計算することができます。

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MAC機能

■実験とFEMの融合

実験支援ツール(Test Lab、ME’Scope等)から出力されるモードシェープ、周波数応答関数(FRF)の結果と、FEM解析結果を比較するツールです。

下記のFEM解析結果と実験結果の比較が行えます。

  • FEM解析と実験結果のモードシェープの直交性を示すMAC(モーダル・アシュアランス・クライテリア)グラフの作成。
  • FEM解析の固有値結果からの計算した周波数応答曲線(TSV-Postの動解析機能を使用)と、実験支援ツールから出力されたFRF曲線の比較。
  • 計測ピックアップの位置情報から作成した実験3次元モデルにFEM解析結果を転送し、同じモデル上で解析結果と実験のモードシェープを比較。

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■表示機能一覧

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■実験ピックアップ位置の読み込み

1. 実験支援ツールからピックアップ位置の読み込みが可能です。
2. ピックアップ位置はFEMモデル画面から直接追加入力も可能です。

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■FRF結果のグラフ出力

実験結果のFRF曲線をインポートし、 FEM解析結果と比較することができます。

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■MACグラフの作成

FEM解析および実験のモードシェープを読み込み、MACグラフを作成することができます。

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